ロケットの夏

(C)テラルナ


どこか懐かしい未来世界に生きる少年たちの物語

 『ロケットの夏』――。それは、ノスタルジックな"架空のいま"を舞台にした物語。
 異星人とのファーストコンタクトから30年以上が過ぎた地球。
 たくさんの緑や古い建物がそのまま残された街なみ。われわれの世界に似ているけれど、どこかノスタルジックな風景。
 そんな保守的な田舎街の生活に、不思議なバランスで共存する超未来の世界。
 それは、バスの窓から垣間見る銀色のロケットだったり、セーラー服姿の異星の女の子だったりするのです。

物語

 そんなに遠くない昔。
 異星からの使者によって、地球は銀河連盟の一員となった。
 宇宙との交流や貿易が盛んになり、毎日のように銀色のロケットが星々へ向って打ち上げられた。
 けれど、ある日をさかいに銀河との交流は途絶え、宇宙港の門は閉ざされてしまった……。
 
 主人公・真幌高志は、幼い頃からロケットに憧れを抱いていた。だが、ある事故をきっかけに、宇宙への夢に挫折してしまう。少年の頃の輝きを失い、惰性のようにすごす毎日。
 だが、ひとりの女の子との出会いが、彼を変えていく。
 ある朝、高志の目の前にパラシュートで落ちてきた女の子・千星(ちせ)。彼女は「50マイルズオーヴァー」と呼ばれる自作有人ロケット大会の出場を目指していた。
 主人公を兄のように慕う幼馴染み・歩(あゆむ)や、担任のロボット教師である「はるひ先生」の応援もあって、高志は次第に少年の頃の情熱を取り戻していく。
 サヴォア星から家出してきた小さな姫君・セレンと彼女の護衛兼メイド・ベルチアも加わり、大会最大クラス・アルバトロス級有人ロケットの製作を開始する!


第一話 ひろにょりの秋

最近良作当りの快進撃を続けている乱舞界です <挨拶

今回のネタはロケットの夏。テラルナというマイナーな会社(失礼かもしれないですが御免)からの作品です。
発売前に、大須のグッドウィルオタ館でふと販促デモムービー(気になる方はどうぞみてください)をみたところ、とても好感触をうけました。
久しぶりにマイナーゲームに自ら特効するのも良。
発売日前日はうちのチャットにきてるてんちょと飯井さんもはりきって購入する意思ありとのこと、頼もしきことなり。

で次の日、私はプリンセスホリディをプレイ中だった為に、ロケットの夏のプレイスタートダッシュに失敗。
その夜のチャットでてんちょ&飯井コンビが
いきなり絶賛モードで乱舞界住民に激しく宣伝。
私はプリンセスホリディを一旦中断し、すぐさまロケットの夏の”さわり”をプレイ。
……。
なるほど(汗)
気づけば30分を超えるプレイにしまったと反省し、プリンセスホリディを再開。
…そりゃもうプリンセスホリディやってる最中にロケットの夏が気になって気になって(汗)
ようやくプリンセスホリディが終わりましたので、こちらに集中することができます。



さぁ。ホンモノかどうか?プレイ開始…!




フルインストでおよそ460MB。最近のゲームにしては少なめですね。
ゲーム開始直後にはすでに本編シナリオ突入。あのOPムービーはどこでつかわれるのだろう?
幼なじみの歩をおこすところからはじまるのだが(定番パターンの逆)、
この歩、ファーストインプレッションからいきなりキテマス(萌)
妹属性をもちつつ、性格的にもおとなしい妹タイプなので妹条件クリアーを果たしている(ひろにょり基準)。
そして一番のステキポイントはやはりなんといっても、
エルフ耳なのである。

う〜ん…ロマンティックなヒロイン設定(カクカク)


ロケットと主人公の関係が過去の記憶から少し出ましたが、
ここらへんのテキストの書き方と背景のCGの使い方が滅茶苦茶上手いと思いました。
夜の雪原という幻想的な世界の描写がロマンティックかつノスタルジックに
素晴らしくできていて、こんなちょっとしたシーンだけでなぜか切なくなってしまいました。

そして極めつけは音楽。ピアノをベースとしたとても澄みきっている綺麗な音楽が物語の世界を彩ってくれています。

…ってこれだけのシーンでここまで熱く冷静に批評させるロケットの夏恐るべし…!
とりあいず最初は千星かセレンをクリアします。う〜ん…良作の予感にプレイに胸躍る(笑)


閑話



こ このクソガキのせいでまじで数回死ぬとこだったぞ!(TT
んでも
めっちゃ好みなんだけど(ロリ
(ていうかどう考えても、幼稚園児なんですけど滅茶苦茶やばくないですか?)

ていうかテキストがよみやすく、没頭してしまいます。
序盤でこの感じだともしかするともしかするかもしれません。


閑話2

やっば…音楽がとんでもなく
素晴らしいデキなんですが…
心にしみる…。話はまだこれからってのに、
音楽で心にくるとは不覚なり…。


第二話 勢い余って

セレンとベルチアクリア。
一人クリアしたら書く予定だったものが、気づけば二人クリアしてました(汗)
素直にシナリオを楽しんでしまったのでしょう。
私が想像していたロケットの夏とはちょっと違った、
宇宙人さんの御話でしたが、キャラもよくできていてきちんとしているシナリオだったと思います。
おそらくこの二人は”ロケットの夏”のシナリオとはまた違った内容だったのではないかと私は思いました。


それにしてもシナリオがよくできていたので、セレンとベルに滅茶苦茶萌える事ができた(笑)
特に後半の展開なんてツボをおさえていて、よくわかっているライターさんだなぁと思ったり。
そしてエピローグで心にホンワカとくるものを残す余韻……。
御見事なり(笑)



ただのキャラウケ風味な両者かと思いきや、
セレンとの海でのシーンでは
か カハ…ッ(萌死) ときましたし、
ベルとデートするシーンでは
く クホァ…ッ(萌死)でしたし…。
見た目ではまほろさんとちぃに見えたりしますが、萌え力は
か な り の も の で す
ベルは眼鏡でありそうで眼鏡でないような風味?がええ感じです(謎)

■音楽
どうしてこうも最近私がやるげいむは音楽が良すぎるのでしょうか(汗)
ええ、本作品の音楽は滅茶苦茶良いデキですよ。
ピアノをベースに、綺麗な音楽でセツナサをひきだしてくれます。
音楽担当の方、良い仕事してますよ^^
ただ、EDテーマを歌っている人がちょっと下手かも。これは私だけが感じる事なのかもしれませんが、
正直な感想、上手いとは思いませんでした。最後の最後でクビを横に傾けちゃいました(汗)



■システム
ADVのシステムとしては問題なし。ただセーブ数が14個で少ないし、Hの回想シーンがないのは残念。
既読スキップはサクサクとマッハで進むので、次回プレイがやりやすいのはナイスです。
主人公の名前変更が可能で、私みたいな自分の名前でシンクロしたがりーの人には嬉しいですね(笑)



■演出
ステキな音がする効果音がナイスです。ロケットの轟音、原付のフェードアウト音などステキすぎます(笑)
他にも眼鏡が光ったり、矢印点滅など、細かい演出の気配りがとてもポイント高しです。
派手な演出さはないですが、良い味をだしているので玄人好みなええ感じだと私は感じました(笑)




このままいけば良作は間違いないので、さらに上回る”何か”をのこせれば、
超良作への道も不可能ではありません。おそらくメインであるのは、千星と歩かと思いますので、
セレン、ベル時点でこんなに良いシナリオをみせてくれたので、
さらに期待できるでしょう。

マイナーなところから超良作誕生いかに……(ドキドキ)


第三話 望む展開

はるひ先生クリア。設定、シナリオは良かったものの、もう少しテキストの量が欲しかったなぁと。
ちょっと青春臭さというか、生徒が先生を恋するというほんのりスイートな感じは良かったと思いました。
ただ、このシナリオもさきのセレン、ベルチア同様、ロケット作りの話から多少離れているので、
作品中のサブヒロイン的存在シナリオなんです。ここでちょっと気づいたんですが、
私はクリア順番の大きなミスをしていることに気づきました。
そうです。セレン→ベルチア→はるひでは、肝心のロケット作りのベースからはなれていて、本作品の根本的な核をスルーしてしまっているので、
妙な違和感をもちつつプレイしてしまうはめになってしまったのです。
おそらく一番このゲームにふさわしい攻略順番としては、
千星→セレン→ベルチア→はるひ→歩
でしょう。最初に絶対と言っていいほど、千星でクリアすることをおすすめしておきます。
そして歩は最後に。主人公のなにかしらのトラウマに関係していると思われる歩は最後のシナリオにとっておくのが吉かと。
そういうことでクリア順番でミスをしつつも、千星シナリオに突入してみたいと思います。



■音声
残念ながらありません。ですが、テキストで勝負しているゲームなので、音声はなくても全然OKです。


第四話 プロジェクトX〜挑戦者達〜

プロジェクトX〜挑戦者たち〜
〜ティーンエイジャー達の熱きロケットの夏〜






風の中のすばるゥ〜砂の中の銀河ァ〜みんな何処へ行ィィったァ〜 <挨拶

なんつうかプロジェクトXみたいなシナリオの千星クリア。
やっぱりな…。
こういう展開を私は待っていたのだよ…。
まさにこれこそロケットの夏というべきか。

熱いドキュメンタリーでロケッテイァの生きざまに体がしびれました。
もう最後のロケットが
シュゴゴゴゴゴゴゴゴォォォーッって宇宙にあがっていくシーンときたらもう、
感動して涙がでましたよ。
う〜〜ん……青春とかそんなもんの次元をこえてます。熱すぎます。

ただやっぱり今までのヒロインをクリアして思ったんですが、後半からのテキスト不足がど〜〜も気になります。
起承転結の転のとこがあっさりしすぎているというか……。
ここさえもっとしっかりしていれば、”超”の烙印をおすことができるんですが、歩のシナリオもこんな感じのままだと、
良作止まりになってしまう可能性大ですね。設定とシナリオセンスが良すぎるだけに滅茶苦茶もったいないといいましょうか(^^;

最終話では言いたい事ぶちまけてみるんで、
このまま大人しくこの批評をおわらせる事はまずないでしょう(笑)

それにしても良い作品だよ、ロケットの夏…。


閑話

きたきたきたきたきたキトゥワーッ!
俺は違った意味でこういう展開を待ち望んでいたんじゃぁぁっぁおああ!!
歩シナリオ途中なんですが、こういう守ってやりたいぜコンチクショー
なシナリオが大好きなんじぁああああ!!!!


閑話

己糞餓鬼ドモォォオオオオオオオオオ!!!!!
おまえら全員ぶんなぐりとおtじゃjs;j;どづお;!!!dsiufjmseop!!


閑話

ていうか、今までのヒロインのシナリオがおまけだったというのか?な歩シナリオの展開にただ唖然と没頭するばかり。最後の最後でえらい超良作爆弾をおいてったもんだと、感心しつつ歩シナリオくらいマックす。


最終話 遠い未来の僕達

歩クリア。
最後にクリアしてほんっっっっとに良かったです。
話の最初に歩のイベントCG使ってるとこから、やはりこの子がメインヒロインであったか……と納得。
これではっきりしたんですが、ロケットの夏には二つのパターンが存在してますね。
千星はロケット作成のロケットの夏。
歩、セレン、ベルチア、はるひはロケットが関係しているロケットの夏。

なるほどねー。途中違和感を感じていたのはこういうことだったのかぁと。
今までちょっと転の部分がパワー不足と感じていましたが、歩シナリオにおいては
完璧でした。
萌え萌え〜な展開がベースでありつつも、途中で心臓がバクバクするひやっとしたシーンがあったり、
今までのヒロインとはまた全然違った衝撃の急展開など、終始目がはなれられない素晴らしいシナリオだと私は評価します。




■総評
今回超をつけるかどうか最後の最後まで迷ったのですが、マイナーブランドからの作品と、たいして話題性がなかった作品なのに、
ここまでの魅せてくれるシナリオセンスとLVの高い音楽に敬意を評し、
超良作と認定したいと思います。
もしこのお話がロケット作成をベースにしているだけのシナリオだったら、人を選ぶゲームになっていたかもしれませんが、
パターンを二つに分けたのは誰にでもうけつけるゲーム作りを意識したのでしょう。
細かい不満は残ったりしますが、ひろにょり的には満足できる内容だったと思います。
多分会社の資金不足で完璧な作品が作れなかったのではないかと推測。
古き良き時代の良質作品に見えたのもそのせいだろうか。
(話のベクトルは全然違いますが、秋桜の空にと似たようなノスタルジィーを感じました)




○セレン
幼女(ぉ
地球の生活で彼女のプリンセスとしての器量が成長していくのは見ていて楽しかった。
後半の展開では多少ドタバタするが、
海のシーンでひろにょり轟沈
エピローグでは心温まりはふ〜〜んな余韻(笑)
ナイスヒロインでありました。

○ベルチア
うたわれるもののトウカ(を
ゲームやる前、このキャラデザを見た限りではここまで武士道なヒロインだとは全く想像できんかった(笑)
てっきりおとなしめの女の子かと思っていたので(^^;
眼鏡を装着してからというものの、可愛いくて可愛くてひろにょり撃沈。
脇役ヒロインとしては良い味だしまくってます。

○はるひ
どうも私は空さんとかひより先生とかこの路線に弱いらしい(汗)
機会にも心があるというゲームを今までいくつかやってきましたが、
今回の場合、ヒロインよりも主人公が頑張る姿勢がグッドでした。
ラストのシーンでひろにょり涙。
彼女の生い立ちをわかってこそ、このシナリオがいかに切ないかわかるのです。

○千星
絶対こいつの話はロケット作成に尽きると思った(笑)
メカ心くすぐるテキスト、CGなど漢の浪漫向けなシナリオでした。
ただ一番気になるのが、
こいつもしかして非処女なんでは?と思った事。痛がってなかったし、もしかするとレズ風味というか。←ネタバレにつき色反転
そりゃもうロケットが上にぐんぐんあがっていくシーンで
ひろにょり感動の嵐
ロケッティアの話はあくまでこの千星シナリオだけです。

○歩
最ショッカら
いきなり萌え攻撃

本作品で一番萌え萌えなテキストかつ、
衝撃的展開が待ちうけるシナリオ。

もうやってる最中何度歩は俺が守るッ!!!って拳を握り締めた事か。
中盤から滅茶苦茶切なくなってきますが、それくらいシナリオの書き方が上手いのでしょう。
とにかく終始歩が愛しいと愛に狂っていたので
ひろにょり常時の萌死
最後のシーンで誰もが心をあたたかくすること必至だろう。
(それにしてもネコが良い味だしてました。このシナリオにおけるベスト脇役賞をあたえますw)


シナリオ88点  システム74点 音楽96点 萌え度85点 CG65点 エロ42点 演出52点  宇宙80点      総合90点
おすすめキャラ 歩                                                 おすすめ星★★★☆☆

光るものが多き作品 %/ヒロイン 10% 20% 30% 40% 50% 60% 70% 80%
合格ライン
90% 100% 110% 120% 萌え死 あああ

(C)Leaf 雫 月島にい
(C)MGSシステム
(C)げいむ乱舞界

千星
セレン
ベルチア
はるひ

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